映像・音響テクノロジー科では、自立したクリエーターとして活躍していくためのマネジメント力を養い、卓越したモノづくりのノウハウだけでなく、それをビジネスにしていく手段を学びます。4年かけて学ぶことにより、多くの現場経験が踏め、どんな場面にでも対応できる人材を育成します。映像を通して「感動」を与えるために、より深い知識と質の高い技術を兼ね備えた強いリーダーシップを身につけることができます。

映像・音響テクノロジー科では、4年間を通して映像に関する「基礎力」「創造力」「実践力」「経験力」を養うとともに、次世代のクリエイターに必要な「テクノロジー」「リーダーシップ」「マネジメント」「語学力」を身につけます。
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基礎力を身につける
1年次は、主にCGや映像、コンピュータの知識を総合的に学び、映像全般に関する基礎技術を身につけます。
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創造力を身につける
2年次は、基礎を踏まえ、特別講義などで多くのクリエイターに触れることで、感性を磨き、映像をカタチにしていく「創造力」 を身につけます。
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実践力を身につける
3年次は、1・2年次で学んだ「基礎技術」と「創造 力」を活かし、個人作品制作やさまざまな企業課題 の取り組みを経てより高度な「実践力」を身につけます。
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経験力を身につける
4年次は、いよいよ就職に向けての最終ステージ。 業界とともに学ぶ「産学連携教育」の締めくくり でもある「業界研修(インターンシップ)」でプロの現場を経験し、就職を目指します。


卒業生/映像ディレクター・映像カメラマン・映像編集 門田博喜 株式会社モンゲート 代表取締役
本校を卒業後、フジテレビにて報道とENGの現場アシスタントを経て、2004年からフリーランスとしての活動を開始。映像ディレクター・映像カメラマン・エディターとして、ミュージックビデオ、TVCM、TV番組、企業VPやウェディングムービーなど、幅広いジャンルの作品を制作。
専門性と分野を越えた知識・技術を持つ「T型人材」へ。
学生時代にこそ、一本でも多くの作品作りを!
- いま、プロの現場で求められる人材とは?
- 近年、さまざまな形で出現している新しいメディア。そうした環境下で重要になってきているのが、従来のような“分業化・細分化された大がかりな制作体制”ではなく、「T型の能力」。「T」の字を分解すると「I」と「-」。「I」は深い専門性を示し、「-」は幅広い知識と技術を示します。映像制作には、プロデュース、進行、監督、撮影、編集…と、多くの職種と作業があります。まずは自分が最も得意とする専門技術を身につけ、同時に幅広い分野の知識と技術の習得も必要です。深い専門性と職種を越えた幅広い知識・技術。そうした「T型能力」を持つ人を、今業界は求めています。
- 在学中に学んでおくべきことは?
- まずは映像編集技術を基本にして、自分が得意とするジャンルを掘り下げることです。また「作品づくりを通して場数を踏む」ことも大切。多岐に渡る仕事の経験ができる4年制コースなら、即戦力を養うことも可能で、進路の選択肢も広がると思います。
企画から販売・マネジメントまで一貫して提案できる能力。
今、映像業界では、一つのことに特化したスペシャリストではなく、
幅広い知識を基盤とした質の高い専門性をもつT型人材が注目を集めています。



業界とともに、プロへの実践教育を通じて考え方や創造力を身につけ、卒業時は即戦力に。

人気ロックバンドのミュージックビデオ制作に参加!
神戸、大阪を中心に活動しているロックバンド「キュウソネコカミ」の『こみゅカ』という楽曲のミュージックビデオを本校で撮影。制作スタッフとして在校生が多数参加。タレント科・声優科の在校生も出演させていただきました。


企業が集結して説明会を年2回開催!!
直接企業にアピール!
年2回行われる合同企業説明会では、本校の学生のためだけに業界の企業が一堂に集結。学生は希望する企業に対してまとめてアプローチ、アピールできます。また企業の方から業界の動向や求める人材などについての情報も収集できる絶好のチャンス。この合同企業説明会から研修・就職につながった学生もたくさんいます。

在学中からプロの現場を体感。
研修からそのまま内定となることも多数!
自分が希望する業界・企業で実際に仕事を経験できる「業界研修制度」。業界との太いパイプと信頼関係を活かした業界研修は、プロの現場で技術を磨けるのはもちろん、採用を見越した研修なので、多くの学生がここから内定を得ています。



コースデータ
就学期間 | 4年制 |
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1コマ時間数 | 90分 |
週授業時間数 | 15コマ/週 |
最終目標 | 就職 |
目指す職業
- ディレクター
- MV監督
- CGデザイナー
- 映像クリエイター
- YouTuber
- VJ など
撮影・照明・音響効果・編集などの映像制作技術にCGをプラス
4年間で多彩なジャンル・多数の作品を制作し、実践力を鍛える
テレビやCMをはじめ、PV、MV、Web動画やイベント演出のプロジェクションマッピング映像に至るまで、デジタルテクノロジーの進化により、映像表現の可能性は無限に広がっています。このコースでは、4年間で映像制作の基本となる撮影・照明・音響効果・編集などの技術を身につけながら、さらには、映像表現には欠かせないCG技術も修得。4年間での多彩なジャンル・多数の作品制作を通じて、実践的な映像制作スキルを高めていきます。
映像クリエイターによる特別講義

TVアニメ『ハッピーシュガーライフ』オープニング映像を手がける野良いぬ氏や、『LiSA LiVE is Smile Always〜364+JOKER〜』『あんさんぶるスターズ!Starry Stage 2nd〜in 日本武道館』の演出映像を手がけるyama_ko氏など多数の映像クリエイターが来校。手描きアニメーションのMVの制作手法やモーショングラフィクスのロジックなど、実践で活かせるテクニックを学びました。
産学連携プロジェクト

『COMING KOBE』など音楽イベントにおける出囃子、MV、ロゴアニメーションや人気YouTuberのエンディング映像制作。また映画の予告編の編集など、映像に関わるすべての産学連携がこのコースに集結。企業が求めるハイクオリティな映像制作を4年間かけて習得していくためのプロジェクトが多数!
基礎力を身につける
- スタジオカメラ
- AfterEffects
- ENG演習
- PC基礎Ⅰ
- Adobe演習
- グラフィックデザイン など
応用力を身につける
- Unity演習
- 企画・構成
- 映像デザイン
- ショートムービー制作
- 3DCG制作基礎
実践力を身につける
- カメラワーク
- 3DCG制作
- 企画・構成
- 就職対策講座
- プロジェクションマッピング制作
- 卒業制作 など


コースデータ
就学期間 | 4年制 |
---|---|
1コマ時間数 | 90分 |
週授業時間数 | 15コマ/週 |
最終目標 | 就職 |
目指す職業
- ドローンオペレーター
- 映像クリエイター
- 映像プログラマー
- CGデザイナー
- 撮影監督
- 映像ディレクター など
ドローンの撮影技術から映像編集までを基礎から学び、
空撮スキルを身につけた業界最先端クリエイターへ!
近年、MVや音楽番組などの制作現場で注目されているのが、ドローンを使用した空撮映像と、LEDパネルやプロジェクションマッピングを駆使した映像による空間演出です。どちらもその表現力や演出力には無限の可能性が秘められており、今後もニーズは高まることが予測されています。このコースでは、それらのテクニックを使った質の高い映像制作に必要となる撮影技術や編集技術を、4年間かけて基礎からじっくり学びます。
国からも業界からも信頼の厚い現役講師による授業!

ドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』やTV番組『嵐にしやがれ!』など、幅広く活躍するドローンオペレーターによる授業を実施。この授業は、国土交通省が認可する講習で、受講すれば最終的には国土交通省認可ライセンスが発行されます。
トップアーティストがLIVEで使用している映像演出を学ぶ

プロジェクションマッピングの授業を通じて、空間の演出方法を学びます。建てこまれたセットへの投影方法やVJソフトのオペレーションなどを学びながら、MVなどの映像作品制作に必要となる力を身につけていきます。
撮影方法を学ぶ
- ドローン演習
- MA/SE
- ENG演習
- スタジオ音声
- カメラワーク など
デザインを学ぶ
- グラフィックデザイン
- 映像デザイン
- Adobe演習
- 3D映像制作
- Unity演習 など
ポートフォリオをつくる
- ショートムービー制作
- 企画・構成
- MV制作
- インタラクティブ映像制作
- マッピング制作
- プログラミング制作 など